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オンリーロンリーグローリー歌詞解釈 孤独と光についての歌

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こんにちは。まりもです。

BUMPの好きな曲についての歌詞解釈をどんどん書いていこうということで、オンリーロンリーグローリーの歌詞解釈を書きます。

 

 

楽曲情報

2004年7月7日に発売されたBUMP OF CHICKEN通算7枚目のシングルです。アルバム『ユグドラシル』にも収録されています。 

http://j-lyric.net/artist/a000673/l002796.html

↑歌詞はここから見れます!

 

MVは無いです・・・

歌詞解釈

歌詞引用→解説っていういつもの流れでやっていきます。

 

そしてその身をどうするんだ 本当の孤独に気付いたんだろう
溢れる人の渦の中で自らに問いかけた言葉
放射状に伸びる足跡 自分だけが歩き出せずにいる


特徴的なイントロから歌が始まります。そして歌い出しの歌詞も特徴的です。
"そしてその身をどうするんだ"という問いかけから始まります。これは僕から僕に対しての問いかけです(BUMPでよくあるパターン)
僕は"溢れる人の渦の中で""自分だけが歩き出せずにいる"ことが分かります。
ここでの歩き出せずにいるというのは「人生という道で迷ってしまい歩き出せずにいる」と解釈するのが分かりやすいと思います。

 

死んだ心をどうするんだ 忘れた振りして覚えてんだろう
突き放しても捨ててみても どこまでも付いてくるって事


"死んだ心"とあるので、昔は生きていたということが分かります。
この時点で、「僕は目標を持って人生を歩んできたけど、ある日その目標を失ってしまった」ことが分かります。それに対して僕は、「心が死んだ」と言っていますが、実は"忘れた振りして覚えて"いるわけです。
そしてここで、二人の僕の詳細が解釈できます。
一人目の僕は、「人生という道で迷ってしまい歩き出せずにいる僕」
二人目の僕は、「本当は迷っていないことを知っている僕」
メーデーの君がいないバージョンと考えるとわかりやすいかもしれません。

 

www.marimo-star.com

↑メーデーの歌詞解釈です! よかったら見てね!!

 

闇に守られて震える身に 朝が迫る
置いていかれた迷子 遅すぎた始まり
さあ 何を憎めばいい


"闇に守られて"とありますが、何から逃げているのでしょうか。
答えは"光"です。そしてこの光という単語が、この曲の核となっています(後述)

 

目隠しをしたのも 耳塞いだのも 全てその両手


光から逃げるために、目を隠して耳を塞いだことが分かります。

 

ロンリーグローリー 最果てから声がする
選ばれなかった名前を呼び続けてる光がある


ここで一旦英単語の確認をします。

オンリー:唯一の、ただ…だけの、無比の、たった一人の
ロンリー:孤独な、ひとりぼっちの、(孤独のために)寂しい、心細い
グローリー:栄光、誉れ、名誉、栄光を与えるもの、誉れとなるもの

それぞれが上記のような意味なので、オンリーロンリーグローリーはさながら「たった一人の孤独な栄光」という意味になるのでしょうか(超絶直訳)


ここで"光"が出てきます。この歌詞で、「○○の光」とトータルで4回登場します。※○○は形容詞的な感じ
分かりやすいようにそれぞれ光A~光Dとします。

光A:選ばれなかった名前を呼び続けてる光
光B:特別じゃないその手が 触る事を許された光
光C:一人に凍えるこの手が 温もりと出会う為の光
光D:特別じゃないこの手を 特別と名付ける為の光

勘の良いこのブログを見てる方であれば、光Aから光Dまでを追っていくとこの歌詞の本質が見えてくるかと思います。
以下、光に注意を向けつつ解説していきます。


さて、ようやく歌詞解釈に戻ります。光Aが登場します。
"選ばれなかった名前を呼び続けてる光"とあります。"選ばれなかった名前"とは僕のことでしょう。グローリーとあるので、過去の僕は栄光を掴み損なったであろうことが分かります。そして、栄光を再び掴むことを諦めている僕に対して「まだ諦めるな」と呼びかけているのが光Aです。

POINT

光A:諦めている僕に対して、諦めるなと励ましている

 

オンリーグローリー
君だけが貰うトロフィー
特別じゃないその手が触る事を許された光


"トロフィー"と出てきます。トロフィーは何かの大会等で優勝した際に貰うのが一般的です。
そしてトロフィーを貰える=栄光=グローリー という構図になっています。

ここで光Bの登場です。
"特別じゃないその手が触る事を許された光"とあります。文脈的に「触る(トロフィーに)」ということが分かります。つまり、僕に栄光を掴ませてくれるチャンスをくれたのが光Bです。

POINT

光B:僕に栄光を掴ませてくれるチャンスをくれた

 

そして僕らは覚悟した 本当の恐怖に気付いたんだよ
隠れてみても逃げてみてもいつかは照らされるって事
位置について 息を吸い込んで吐き出して 合図を待つ


僕は"いつかは照らされるって事"をひどく恐れています。
さらにここで注意して欲しいのは、"僕ら"という言い回しになっている事です。
この後の歌詞で一人目の僕が二人目の僕を認識しますが、その前段階でしょう。

 

笑われる事なく恨まれる事なく 輝く命など無い
眩しいのは最初だけ 目隠し外せ ほら 夜が明けた


ここで登場する"眩しい"という言い回しは、光Aと光Bに対する比喩であると考えています。
それに対して、二人目の僕は"眩しいのは最初だけ 目隠し外せ"と勇気付けています。

 

ロンリーグローリー 大丈夫 どうやら歩ける
一人分の幅の道で 涙目が捕まえた合図


"一人分の幅の道"というのは歩いている人が自分しかいないことを意味しています。
また、僕が"涙目"になった理由としては、「さっきまで暗闇にいて目隠しをしていたけど、それを外したことにより眩しかったから」だと考えています。

 

オンリーグローリー 僕だけが貰うトロフィー
一人に凍える この手が温もりと出会う為の光


ここで光Cが登場します。
"一人に凍える この手が温もりと出会う為の光"とありますがこれの意味を考えてみます。
一旦光A,Bのおさらいです。

光A:選ばれなかった名前を呼び続けてる光
光B:特別じゃないその手が 触る事を許された光

光A,Bの共通点としては「受け取る光」ということです。名前を呼ぶ光も、触ることのできる光もどちらも受け取る光です。
一方、光Cを見てみましょう。

光C:一人に凍えるこの手が 温もりと出会う為の光
これは「与える光」です。今までは光を受け取り栄光をつかむことができましたが、今度は自分が光を受け取ったように、他者に光を与えようとしています。

POINT

光C:光A,Bと異なり、他者に与えるための光

 

息絶えた 心を撫でた 殺したのは他ならぬ僕だ
傷跡に 雫が落ちた 動いたんだ 僅かでも確かに


ここで歌詞の最初に出てきた"死んだ心"について語られています。
死んだ心は、勝手に死んだのではなく、自分自身で殺したと明かしています。
ですが、殺したと思っていた心は実は違いました。

 

まだ生きていた、僕の中で一人で
呼吸を始めた、僕と共に二人で
僕だったからそれが見えた


まだ生きていたことが分かります。一人目の僕と「一人目の僕の中の僕」とが再開を果たします。

 

「おはよう、ごめんな、思い出せるかい」
孤独を知ったから また出会えた 孤独じゃない


"孤独を知ったから また出会えた 孤独じゃない"。歌詞解釈ではありませんが、個人的にこのフレーズが一番好きです。
基本的に、一度出会ってしまったら出会うことができないけど、一度孤独になることによってもう一度出会うことができるというフレーズです。
BUMPはこのフレーズを通して「孤独の肯定」をしていると考えています。
たとえ今が孤独だったとしても、その先に孤独じゃない未来が待っているかもしれないし、何より孤独だからこそ知れる事実もあるんだぜ、と言っているような気がします。
BUMP全ての曲で一貫しているのは「現状の肯定・受け入れ」だと考えています。
「今が大変でもきっと未来にはいいことがあるよ!!」という歌詞では「今を否定」していることになります。実際こういった歌詞を書いてるアーティストがわりと多い気がします。
BUMPは、たとえどんな今だとしても、それは過去からの繋がり、そして未来への土台になるものとして捉えていると考えています。
個人的に考えるBUMP最大の魅力は、この「現状の肯定・受け入れ」にあると思ってます。

 

歩き出した迷子 足跡の始まり ここには命がある
選ばれなかったなら 選びにいけ ただひとつの栄光


"選ばれなかったなら 選びにいけ"というフレーズは「たとえ栄光を掴もうとして掴めなかったとしても、自分自身が光となって他者の道しるべとなれ」という意味だと考えています。

余談ですが、「GO」という曲にも似たようなフレーズがあります。

とても素晴らしい日になるよ 選ばれなくても選んだ未来
注)GOの歌詞です


このフレーズは、「選ばれなくても選んだ未来でも、それを受け入れて傷付きながら歩んでいく過程こそが素晴らしい日になる」という意味です。

GOの歌詞解釈は以前しているので、よかったらそちらも見てってください!

www.marimo-star.com

↑GOの歌詞解釈です! よかったら見てね!!

 

ロンリーグローリー 最果てなど無いと知る
この歩みよりももっと速く飛び続けてる光ならば
オンリーグローリー それこそが狙うトロフィー
特別じゃないこの手を 特別と名付ける為の光


ここで"最果てなど無いと知る"というフレーズが出てきます。
これは、「最果てから声がする 選ばれなかった名前を呼び続けてる光がある」という光Aのことについてです。
光Aは、最果てから声がすると言ったのになぜ最果てが無いと言っているのでしょうか。その前に光Dの説明をしましょう。
"特別じゃないこの手を 特別と名付ける為の光"とあります。
ここまでの解釈で「光に触れる=栄光を掴み取る」ということは分かったと思います。そして「特別じゃない手=まだ栄光をつかんでいない」ということを意味します。
つまり、光Dは「自分自身の力で栄光を掴み取る」という解釈ができます。

栄光は誰かの手助けによって得るのではなく、あくまで己の力で掴みとるものだということの気付いたのです。
今まで見てきた光A,Bは、他者からの光ではなく、自分そのものだったのです。そう言った意味で"最果てなど無いと知る"ということに気付いたのです。

 

おわりに

何気ない気持ちで普段から聴いてた曲ですけど、改めて歌詞解釈しようと思ってキーボードをカタカタやっていたら「光A〜D」とかいうパワーワードを出さざるを得ない感じになってしまいました・・・。

完全なる余談ですけど、本当は「光α,β,γ」とかにしたかったです(普通にわかりにくくなるんでボツにしました)