星とか面白いこととか

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BUMP プラネタリウム歌詞解釈 厨二病炸裂のこじらせソング(褒めてる)

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こんにちは。まりもです。

 

BUMPの歌詞解釈ブログを読み漁ってたら、 "BUMPのプラネタリウム歌詞解釈の中でプラネタリウムの作り方を紹介する" という謎の中身スカスカの歌詞解釈を発見してしまい悲しい気持ちになったので、じゃあ自分で歌詞解釈を書いていこうって思ったので書きます。

 

 

基本情報

2005年7月21日に発売されたBUMP OF CHICKEN通算10枚目のシングルです。アルバム『orbital period』にも収録されています。

 

http://j-lyric.net/artist/a000673/l0046d9.html

↑歌詞はここから見れます!

 

MVは無いです・・・

 

歌詞解釈

歌詞を追いつつ解説していく流れでやっていきます

 

四畳半を拡げたくて閃いてからは速かった
次の日には 出来上がった 手作りプラネタリウム

 

後から分かりますが、この曲には「僕」「君」「星」の3人(?)が登場します。

プラネタリウムを作ったのは「僕」です。

余談ですけど、プラネタリウムって簡単なものなら1時間もあれば作れちゃうんですよ(体験済み)

 

科学の本に書いてあった作り方の他にアレンジ
実在しない穴を開けて恥ずかしい名前付けた

 

手作りのプラネタリウムって、ボウル(キッチン用品)に桐かなにかで星座の形になるように穴をあけて作る場合が多いです。

歌詞に出てくる僕もその作り方をしたのがわかります。

ただ、科学の本に書いてあった作り方をアレンジして "実在しない穴" を開けます。これは「自分だけの星を作る」ことを意味します。

手作りのプラネタリウムならどの位置に星を作るのも自由ですし、実在しない架空の星を作っても良いわけです。

 

その新しく作った星に、僕は"恥ずかしい名前"を付けます。

おそらくこれは「君の名前」を付けたのではないかと解釈しています。

 

消えそうなくらい輝いてて 触れようと手を伸ばしてみた
一番眩しい あの星の名前は 僕しか知らない  

 

一般的に、本物の星に触れることはできません。あまりにも距離が遠すぎるので(太陽を除いて一番近い星まで4.6光年。光の速さで4.6年かかる距離です。40兆kmくらいです)

それと同じように、「僕」は「君」にも触れることができなかったのでしょう。

「僕」は「君」に好意を寄せていると考えるのが自然です(恋愛感情の有無に関してはみなさんの解釈に委ねます)

 

自分で作った星に自分で考えた名前をつけたわけですから、"あの星の名前は 僕しか知らない"のです。

四畳半の部屋に宇宙を作って、手の届く星と手の届く君の名前を付けた星を手に入れることができました。

 

天井も壁も無くなって代わりに宇宙を敷き詰めて
窓は一度も開けないままで全てを手に入れた 

 

先ほども書いた通り、四畳半の部屋にいながら宇宙を手に入れることができました。

"窓は一度も開けないままで全てを手に入れた" 。個人的にこのあたりの歌詞が最高に厨二病っぽくてすきです(心から褒めてる)

 

四畳半の片隅にはここにしか無い星がある
傷付かず傷付けないままで君をついに閉じ込めた

 

説明がしやすいので、「僕」は「君」に好意を寄せているとします(あくまで説明のための例であって、恋愛の歌と解釈しているわけではありません。もちろん、恋愛の歌と解釈するのも間違ってないですよ!)

君を手に入れるには、告白をするしかありません。だけどもし失敗したら? 今のままの関係すら失い、傷付いてしまうかもしれません。

また、好意を伝えることによって 相手の重荷となり、傷付けてしまうかもしれません。

そういったリスクを負うことなく、「僕」は「君」を閉じ込めることに成功します。

 

近付いた分遠ざけてて 触れる事は諦めてた
背伸びしたら驚く程容易く 触れてしまった

 

"近付いた分遠ざけてて 触れる事は諦めてた" 。傷付くのを恐れて、距離を取っていたという意味です。ですが、試しに君(星)に手を伸ばした僕は、君(星)に触れてしまいます。

 

やめとけば良かった 当たり前だけど本当に届いてしまった
この星は君じゃない僕の夢 本当に届く訳無い光

 

君(星)に触れてしまったことで、「君」と「君(星)」は全くの別物ということに気付いてしまいます。なぜなら、自分で勝手に作った星だからです。

 

でも消えてくれない光

 

君に触ることができないとわかっていても光は消えてくれません。この歌詞は「君」と「君(星)」どちらにも言える二重の意味(ダブルミーミング)です。

 

四畳半の窓を開けて見上げれば現実が巡る
実在しない星を探す心がプラネタリウム

 

ここで場面転換します。いままで四畳半の部屋の中にいた僕ですが、ここで窓を開けます。

窓を開ける=現実を見る。

ということになります。そして"実在しない星を探す心"そのものがプラネタリウム だと言っています。

"実在しない星を探す心"。この心があったからこそ、僕は新しい星を作ることができました。

ちなみに『天体観測』では、"イマというほうき星"を探す行為を"天体観測"と言っています。こうした曲を超えた比喩があるのもBUMPの魅力です。

 

消えそうなくらい輝いてて 消えてくれなくて
泣きそうなくらい近付いてて 届かなくて

 

星が寿命を迎えると、一般的には「超新星爆発」という途方も無い爆発を起こし、非常に明るくなると言われています。星は、居なくなる直前に輝くわけです。そう言った理由から、"消えそうなくらい輝いてて"という言い回しをしているのだと思います。

"泣きそうなくらい近付いてて 届かなくて"。もう四畳半の窓を開けて現実を見ている僕には、輝いている星に触ることはできません。

 

消えそうなくらい輝いてて 触れようと手を伸ばしてみた
一番眩しい あの星の名前は 僕しか知らない

 

僕はまた手を伸ばしてみます。歌詞では書かれていませんが、手を伸ばしても触ることはできません。ただ明るく光り輝いているだけです。

 

いつだって見付けるよ君の場所は 僕しか知らない
僕しか見えない

 

最後はプラネタリウムについてのことです。

"君の場所は 僕しか知らない","僕しか見えない"からそのことが分かります。

現実の君には届かないまま歌は終わります。

 

 

報われない歌詞

以上で歌詞解釈は終わりです。比較的単純な歌詞ですが、ただただ心が痛くなるタイプのやつです。「報われねぇ・・・」てな感じです。

厨二をこじらせた末に、君を手に入れるためオリジナルの星を作ったはいいけどそれはそれで本物の君を手に入れられないことに気付いてしまい、虚しくなる。 そんな歌です。

きっとこういう経験、大半の人にあるんじゃないでしょうか。この曲がわりとファンの中で人気なのがそれを物語っている気がします。