どうも。波照間島の神です。
今年の3月に波照間島と竹富島に行って、最高すぎたのでその二か月後の5月に波照間島行ってきました。波照間島の帰りに次の波照間島の飛行機とりましたからね。
もちろん大学の授業はサボりました。
「大学の授業サボって旅行とか・・・」とか言ってる糞真面目な人はサボらず真面目に大学で授業受けてればいいと思います。僕は波照間島行きますよ。誰もこの僕を止めることはできない。(帰ってきてから教授に怒られました)
これは3月に波照間島行った時の記事です。見てない人はぜひ読んでね。
波照間島行くぞ
今回の旅の目的は「南十字座をこの目で見る」ことです。前回は条件があまり良くなく、ほとんど見れませんでした。噂によると3月よりは5月のほうが見れる可能性は高いみたいです。よっしゃいくぞ。
二か月前に波照間島行ってるだけあって、荷造りや飛行機の乗り継ぎは完璧でした。なんなら新宿駅が一番迷ったまであるレベルです。
最寄駅にて撮影。少し雨降ってたのでナイーブ。傘なんて持ってきてません。
羽田空港への乗り換えも手荷物検査もなれたもんであっというまに飛行機に乗り込みます。
雨だ。そしてやっぱりANAはCAが美人。
あと機長の英語アナウンス、めちゃくちゃかっこいいですよね。
We are now cruising at an altitude of 33,000 feet, which is 10,000 meters, sky high. And a ground speed of 550 miles or 880 kilometers per hour. We are now flying in a very good conditions.
的な。意味は知らないですけどワクワクしますね。
飛行機では爆睡しました。
波照間島ついた
石垣島ついてそこから1時間バスにのってさらに1時間船にのって波照間島到着です。ちなみにこの間写真を一枚も撮ってませんでした。二か月前に行ってて新鮮味がなかったので・・・。
実はこの日は石垣島も海が荒れてて、波照間行の船も朝から欠航してました。(波照間行の船は欠航しやすいので注意です)
初日に波照間島いけない疑惑出てきて焦りましたが、なんとか最終便は出てくれるらしく助かりました。
ただし、波が高くて船はめちゃくちゃ揺れたし危険だからスローペースで運行してたので通常60分で着くはずが80分くらいかかってました。
船にのってたほとんどの人は酔ってました。簡単に言うと”地獄”でした。
あと写真は撮ってません(二回目)
宿は前回同様「西浜荘」にしました。港から近いし一泊2000円(!!)なので非常にコスパがいい。ご飯は出ませんがキッチンが自由に使えるので(お米は無料で食べ放題!!)、4泊とかしても宿泊費1万もかかりません。
波照間島の宿は、ご飯が二食ついてくる民宿タイプ(6割)と、西浜荘みたいな食事は出ないけど安いよ!みたいなドリトミータイプ(3割)と、ふつうのペンション(1割)の3タイプがあります。
ふつうに波照間島を楽しむなら民宿に泊まるのをおすすめします。ご飯はおいしいし宿のおばちゃんもやさしいです(泊まったことないからわからないけど)
ただ、夕食と朝食の時間が決まってるので、自由度は下がります。今回は星を見るためで、夕飯の時間に満天の星空だった・・・とかだと悲しすぎるので、自由な感じの宿にしました。朝ごはんでないってことは遅くまで寝てられるしいいことしかない。
夜中星をみて日が出てきたら寝て日が沈むころに起きるという"最高"の生活をしてました。悪く言えばニートですね。(ニートです)
波照間島での生活
初日は一応自転車借りて島を巡りました。まあ、二か月前に来てるから見なくてもいいかなとか思ったんですけど、昼間はやることもないのでキコキコしてました。
まずはじめに海に行きました。
海の色が良すぎる。あいにくの曇り空で超きれいってわけじゃないのが残念だけどそれでもこのクオリティー。なんでこんな色なんでしょうね。海にはあんまり興味ないんで調べてません。
堤防みたいなとこで釣りしてる人もいました。釣った魚は宿でさばいてくれたりするらしい(宿によって無理なところもあります)。あと、西浜荘の人の一人は海に潜ってモリで魚とって夕飯にしてました。推せる。
基本的に波照間島にはなんにもありません。そんな道を愛車(レンタル)でキコキコするのは最高でした。現実離れした感じだと思います。
ちなみにこれ撮ったときは普通に大学で授業あったんでサボりです。授業をさぼって波照間島で愛車(ママチャリ)を漕ぐ。最高でした。
最南端まで自転車でいったりしました。まあ二か月前に来てたんで感動はそんなになかったです。
その日の夜
夕方になっても天気は曇りだったんですけど、沖縄の天気は当てにならないので(さっきまで曇りだったのに一瞬で晴れたりする)最南端まで向かいました。
談話スペースみたいなとこでワイワイしてる旅人たちに交じって交流するのも十分楽しいと思いましたが、あくまで星をみにきたのでカメラと三脚かかえて最南端まで行きます。
結果晴れました。わーい。
星空観測タワーと星です。
最南端の観測所であるこの星空観測タワーでは、晴れた日に星空の解説をしてくれます。写真をよく見ると建物の上のほうにいる人と解説に使われていた緑のレーザーポインターが確認できると思います(写真1枚目)
そして気になる南十字星ですが、
写真右下
写真中央下
見れた!!撮れた!!一番下の星は地平線すれすれで見れなかったけど、南十字星見れた~~!
星座の位置も、方角も、角度も十分に予習してたんですけど、いざ目の前にすると本当にこ南十字星なのか疑ってしまいました。感動。やっと会えた。
南十字星が見えなくなるまでずーっと見てました。BUMP OF CHICKENのサザンクロス聴いてました(おすすめ曲)
授業サボってバイト休んで、片道1時間かけて羽田までいってそこから3時間飛行機で飛んで石垣島まで行って、そっからバスで1時間かけて離島ターミナルまでいって、船で酔いながら80分かけて有人島最南端の波照間島まで行って、そこの一番南側の場所に座りながら見た南十字星は最高だったし、一生忘れない光景です。
授業はサボって正解
「授業サボるとか不真面目だね」とかいう真面目君へ。一生勉強してろバーカ。親に学費払ってもらってるからサボれない?じゃあサボらず頑張って大学行ってね。
若いうちに見た景色とか思い出って絶対大人になったとき武器になるとおもうし、勉強だけしかしてこなかった奴よりは、授業サボって一人旅とかしちゃう奴のほうが絶対魅力的だと思うんだよね。
見たままの景色を、見たまま受け取って感動できるのって、20を超えたらなかなか難しいと思ってて。ほんとは高校生の頃に行きたかったけど、お金とかも厳しいし。
だから大学生、とりわけ大学二年くらいまでにこういう不真面目なことくらいして、好きなもの見てきてもいいんじゃないの?って思うけどね。
「南鎌倉高校自転車部」っていう漫画のなかに、「高校生になった君たちは、思い行動すれば北海道の端にだって行ける自由を持っている(意訳です)」というセリフがあります(読んだとき印象的過ぎて数年たった今でも覚えてます)
時間的自由、金銭的自由、親からの自由が揃った大学生にしかできないことって絶対あると思うんですよね。目の前に自由があるのに行動しない真面目君はなんなの?絶対頭悪いでしょ。一生レジュメとにらめっこして出席点セコく稼げばいいと思うよ。
ちなみに5月に波照間島行ったせいもあり、gpa1.44でした。親に怒られた。
波照間島で出会った最高の旅人たち
今回も最高の旅人の出会いました。
○会社の経費で豪遊してた男4人組
タイトルの通りです。初日にチェックインしてたらあとからやってきた4人組(32歳くらいかな)に話しかけられました。
なにしに来たの?と聞かれて星を見に来たって答えて、南十字星見れるのは日本でここくらいなんですよーとか話してたら謎に気に入られました。
次の日にかき氷おごってもらいました。
奢ってくれる人すき・・・。話によると会社の経費で旅行代出るらしいです。社会の闇は深い。経費で食べるかき氷おいしい。
○道端にねそべって天体観測をしてた男女グループ
波照間島は夜中になると車も通らないので、道のど真ん中で寝ながら星を見る、なんてこともできます(ほんとはやっちゃダメ!)
南十字星を撮影して帰る途中にそんな人たちを見かけたので、軽く星の解説とかしました。そしたらめっちゃ嬉しがってくれるんですよ。ほんとに簡単な解説なのに。こっちまで嬉しくなります。
解説の時に使った緑のレーザポインターを見てバカみたいに大はしゃぎしてくれるのもうれしい。「帰ったら絶対レーザーポインター買うわ!!」って言ってくれました。イタズラ目的の使用は控えましょう。
○28歳くらいの一人旅してたお姉さん
帰る前の日に、「ごはん作ったんだけどよかったら食べる?」と誘ってくれたお姉さん。
料理できる人すき・・・
ごはん食べながらいろいろ話しました。23歳くらいまで六本木のSMクラブでNO.1だったらしい。やっぱ波照間に来る人はおかしい(褒めてる)
深夜に一瞬晴れたんで、星の解説をしたら案の定喜んでくれて、僕のあだ名が「巨匠」になりました。
お姉さん「巨匠さー、おととい夜中一人で出歩いてるの見かけてから(星撮影のため)引きこもりの兄ちゃんかと思ってたよー。」
引きこもりの兄ちゃんが一瞬で巨匠まで上り詰めた話でした。
星の解説しながら撮った天の川です。日本で一番星がきれいな波照間島。
まとめ
目標だった南十字星は見れたし(一番下見れなかったけど・・・)、旅人は最高だったしやっぱり波照間島は神でした。
ここでは伝えきれない魅力が詰まった波照間島、大学サボっていく価値あると思います。こういう不真面目なことは、若いうちにやりましょう。
波照間島からの帰り暇だったから作った圧倒的ざわわです